旅行記 アメリカ編 その2

 今回は仕入れとギフトショーが目的でのサンフランシスコの旅です。

写真 ホテル ユニオンスクエア August 2000 撮影 「ホテルの朝食」

 2日目の朝早起きをしました。さすがにサンフランシスコ名物のケーブルカーは朝早くから動いています。
泊まったホテルは朝食付だったので,レストランらしきものを探してみたのですが、どこにあるかわからずフロントにたずねることにしました。 フロントでは、「何階にお泊りですか?」と聞かれるので、「8階です。」と答えると、「廊下の端にあります。」といわれましたが 見た限りではレストランらしきものがあるようには思えなかったのですが、とにかくいわれるままに探してみることにしました。 8階に戻り、廊下の端を探してみると、確かに朝食が置いてありました。確かにコーヒーが入ったポットと熱湯の入ったポット、紅茶のティーパック、 そして色々な菓子パンの入ったケースが置いてあるのです。なるほど、セルフサービスの朝食・・と妙に納得しました。
どのパンにしようかと迷っていると、あとからやってきたご夫婦が、「Oh! That's nice idea!」とやはり感心しておられました。
写真 ホテル ユニオンスクエア August 2000 撮影
写真 アルカトラズ島をのぞむ August 2000 撮影 「朝のケーブルカー」

朝食をすませて、ギフトショーまでまだ時間があったので、朝の散歩ならぬ朝のケーブルカーに乗ってみることにしました。 何しろパス(周遊チケット)を買ってあったので、とりあえずケーブルカーで終点まで行きそのまま帰ってきてもいいと思ったのです。 さすがに早朝はケーブルカーもがらがらで、見晴らしのいい座席に座りゆっくり景色を見ることができました。
ケーブルカーは運転手さんと車掌さんが乗っています。そうです、すべて手動で動かしているのです。おまけに単線なので、 終着駅につきお客様を降ろすと、ターンテーブルに乗せてこれも手動で回転させるというわけです。この車両回転もこの町の名物風景なのです。 それにしてもこの寒さ、そういえばあたりを見回すとダウンジャケットを着込んでいる人もいます。
写真 アルカトラズ島をのぞむ August 2000 撮影
写真 マーケットストリート August 2000 撮影 「ギフトショー」

 いよいよギフトショーに出発です。どんなお店に出会えるか、どんな商品に出会えるかいつもわくわくします。
会場に着くと、受付で手続きを済ませ中へ入ります。会場にはたくさんのブースがありますが、とにかく端から一つ一つ見て回ります。 前回来た時に気に入ったお店があったのですが、その時にはオーダーできなかったので、今回はそのお店で仕入れるつもりです。 見て回っていますとディスプレーの仕方も本当に個性的だと思います。今回は黒をバックに使っているお店が多かったように思います。 こういった催し物では写真厳禁なのが残念です。(お店側のOKがあれば撮らせていただけることもありますが。)
お昼も近づいた頃に、やっとお目当てのお店を見つけることができました。お店の方も憶えていてくださいました。 商品を見ましたが、量的に輸入貨物にするほどではなく、持ち帰るのであれば日程的に間に合うかどうかが問題なので、帰国までに注文するものをすべて揃えて ホテルに届けてもらうことができるかを確かめました。間に土・日をはさむので運賃が少し高くなるが大丈夫だという事なので注文することにしました。 デザインや材質を確かめながら商品を選びますが、それぞれの商品についてコスト計算をして日本で売る採算ベースに合うか考えます。 採算ベースに合わない物は残念ながら省かなければなりません。それでもどうしても気に入ってしまったものはお店の飾りでいい、と納得して買ってしまうこともありますが。 色々なやみながら商品をまとめ、カード決済にして契約を済ませ、ホテルに送ってもらう日を指定し、「他にも荷物があるので必ず2箱にまとめてください。」と念押ししてそのお店を後にしました。
写真 マーケットストリート August 2000 撮影
写真 チャイナタウン August 2000 撮影 「トラブル」

 その日は2ヶ所ある会場のうちモスコーン会場をほぼ見て回れたので、そのあとは楽譜とビデオ探しに行くことにしました。
アメリカでは本やビデオは日本に比べて安いですから、必ず買ってしまいます。バスで日本でも有名なタワーレコードへ行きました。タワーレコードの建物は道路を隔てて2つに分かれているのですが、両方とも時間をかけてゆっくり探します。 探していたビデオやCDなどを買い込んでいったんホテルへ戻ることにしました。帰りもバスを使いましたが、バスは結構込んでいる上に坂が多いせいかゆれもひどかったです。 手すりなどにつかまりながら体制を整えて窓から見えるチャイナタウンなどの風景を楽しんでいました。少し疲れていたように思います。
バスを降りて飲み物を買おうとポケットに手を入れたのですが、財布が・・・。 確かにポケットに入れていたはずなのに、財布がありません。ひょっとしてタワーレコードに忘れたのではないかと思いすぐにまたバスで引き返してみました。 お店の人に尋ねてみましたが、財布はどこにもありません。やられたのか。バスも込んでいたし、少し疲れていたからボーっとしていたかもしれません。 財布の中にはお金だけでなく、クレジットカードも入っていたので、カード会社への連絡も・・とにかく手を打たなければ。 すぐにホテルへ戻り、クレジット会社へ連絡を取り警察にも届けました。それにしても気をつけていたつもりでしたが、ちょっとした油断だったのでしょうか。 やはりショックでした。それに、今日の商品はカード決済にしたのでしたが、大丈夫なんだろうかと不安になりました。
写真 チャイナタウン August 2000 撮影

次回に続く

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