旅行記 中国(義烏)編 その2

 中国の発展は目覚しく、世界中の商品が生産されているといっても過言ではないくらいですが、その中でも巨大マーケットとして注目されている「義烏(イーウー)」を訪れました。
福田市場 April 2006 撮影

「マーケット回り」

 今日からいよいよ大きなマーケットを回ることになっています。朝早めに起きて、準備をしてレストランへ降りていきますと、中華バイキングだったのですが、 お粥、飲茶、サラダ、果物等々とても種類の豊富なバイキング料理でした。昨日の夕食もそうでしたが、味付けもあっさりとしておりとても食べやすいものばかりでした。 海外へ出ますと、途中で必ず和食がほしくなるのですが、中国はそういう心配はないようです。
 朝食が終わると、一旦部屋に戻り、待ち合わせの時間までメールをチェックしたりしました。夜は混むのか、ネットの接続がうまくいかなかったりしましたが、朝は調子がよいようです。 ただ、普通のE-メールとフリーメールなど全部が使えることはないようで、どちらかが調子がよいとどちらかが使えないといったことが旅行の最後まで続きました。
 待ち合わせの9時前にロビーへ下りていきますと、ちょうど王さんも来合わせたので一緒に両替を頼んでもらいましたが、やはり日本円は¥20,000しか駄目だということでした。 仕方がないので、とにかく両替を済ませて、福田市場へと出発しました。

 ホテルから車で5分ほどの距離ですが、建物は3階建てとはいえ、横に並ぶ建物の数の多さにびっくりしました。そのうえ、道路を隔ててまだまだ建物はこれからも建てられるということです。 規模は広大ですが、商品によってブースが決まっているので、探しやすいということでした。 が、何を探すのかもくてきを決めてから回らないと、とりとめもなく歩き回ってもきりがないということですので、希望のデザインのアクセサリーをまず探すことにしました。
 最初に入った建物の1階はおもちゃだとか、キャラクター商品のお店が並んでいる様子で、2階がアクセサリーなどが集まっているということでしたので、2階へと急ぎました。 階段を上ると確かにどのお店にもアクセサリーが並んでいました。アクセサリーといっても色々なタイプのものがありますので、とりあえず端から順番に見ていくことにしました。 探し回るうち、何軒目かで探しているデザインのアクセサリーを見つけましたので、中へ入ってみることにしました。オーナーらしい男性がいましたので値段を聞いてみますと、まずまずでしたので在庫を今帰るかどうかたずねてみますと、 在庫は持っておらずすべてオーダーになるということでした。オーダーの数を聞いてみますと1デザインで同じ色使いで、1200個ということでしたので驚きました。 中国のメーカーと取引をすると、注文ロットがものすごい数を提示されるのですが、このマーケットでは小ロットでも注文できるというのが売りだと聞いていましたので、 ロットを少なくしてもらえないか、王さんにも口ぞえをしてもらい交渉してみました。 最初は、絶対にそのロットでなくては駄目だということでしたので、あきらめようかとも思ったのですが、他にもよさそうなデザインが数種類見つかったので、種類を増やすということで何とかロットを減らしてもらえるように粘ってみました。 なかなかオーナーからはよい返事がもらえなかったのですが、しばらく粘って何とかロットを600個にしてもらえることになりました。 納期は1ヶ月位ということでしたので、内金を少しだけ入れてオーダーをしました。
 さらに進んでいきますと、ちょうどアクセサリーなどを飾るのにぴったりのケースを見つけました。店のスタッフに値段を聞いてみますと、かなり安い値段です。 在庫を持っているかどうかたずねますと、希望数は1時間後にはそろうということですので、支払いを済ませてあとで取りに来ることにしました。 この市場では在庫を持っている店では、その場で少量でも買い求めることができるようですが、在庫を持っている店自体の数が少ないようにも思いました。

 左写真 福田市場 April 2006 撮影

写真 福田市場 April 2006 撮影    写真 福田市場 April 2006 撮影   
写真 福田市場 April 2006 撮影

福田市場 April 2006 撮影

「最初の宴」

 2階をかなり回ってみたのですが、回りきるにはまだまだ時間がかかるようで、気がつけばお昼になっていました。 王さんがレストランがこのマーケットの前にあるので行きましょうということになり、そのレストランへと向かいました。
 入り口から見てみますと飲茶のお店かとも思ったのですが、そうではなく食券を買って食事を頼む形のレストランで、メニュー内容はごく普通の中華料理でした。 メニューの漢字も日本とは少し意味が違うことも多いので、王さんにどんな料理が食べたいかをリクエストして王さんにオーダーを頼みました。 蒸し鶏、豆腐のしょうゆがらめ、ビーフンやきそば、なまこの入った八宝菜、牛肉等々、昨日の夕食と同様テーブルいっぱいにお料理を並べます。さすがにお酒は飲みませんが、豪華なメニューでした。

 お腹も落ち着いたので、またマーケットに戻り、さらに商品を探すことにしました。アクセサリーには少し見飽きた感じでしたので、もう1階上の工芸品などのお店を回ってみることにしました。 3階もすごい広さです。一日では回りきれないと思いましたが、とにかく端から順番に探していくことにしました。具体的に探すものというのではなく、モチーフが決まっているだけだったので、 なかなか思うような商品が見つからなかったのですが、2列目くらいを回っていたときに、探しているモチーフを使った時計を見つけました。見た目も華やかで、形も気に入ったので、中へ入って色々聞いてみることにしました。
 中にはオーナーらしい年配の女性が座っていましたので、その時計を指差して、ロットや値段やデザインの変更や色の変更ができるかどうかを尋ねてみました。 1個の値段もとても安く、ロットも240個だということで、それほど多くはなかったのでオーダーについてもう少し具体的に聞いてみることにしました。 オーダーしたいのだけれど・・・と切り出したのですが、そのオーナーはなかなか話に乗ってきません。 どうやら、こちらが日本人ということで、とても警戒しているようです。日本人は商品に対して検品がとてもきついので、できればやりたくないというようなことを言っていました。 こちらは、240個のうち、不良品もいく分混じるのも仕方がないと納得していることも話してみたのですが、それでも警戒は解けないようでした。 王さんもオーナーに口ぞえをしてくれましたが、それでもなかなか引き受けるとは言ってくれませんでした。 王さんがどの程度までのチェックが必要かとたずねてきましたので、最低時計が動くことと、本体に大きな傷がないことくらいで、多少のプリントのずれなどはかまわないと話しました。 ところが、オーナーは時計は別の自分のところとは別の工場から運ばれてくるので、動くかどうかのチェックはできないということでした。 とにかく細かいチェックは一切できないようで、良品、不良品含めて安い値段で提供しているという話をしていたようでした。 王さんが、自分たちでチェックして確認するということで、何とか話を進めてくれましたが、それでもなかなかオーナーは引き受けるとは言ってくれません。 こちらから、さらにチェックは厳しくしないということを説明し、ようやく何とか引き受けてくれることになりました。それにしても、日本人は世界一検品が厳しいということがどこへ行っても伝わっているようで、オーダーするのも難しいようでした。

 それからも引き続き商品を見て回りましたが、また置物で気に入ったものが見つかりましたので、中で詳しい話を聞くことにしました。 値段もやはりともやすく、ロットも200とそれほど多くなかったので、オーダーすることにして話を進めたのですが、ここでも日本人だということでなかなか引き受けてくれませんでした。 そして、検品についても、ここまでは許容範囲にするようにとか、とても細かい話を始めました。とにかく、かなりのお店で日本人をとても警戒しているように思いました。


 右写真 福田市場 April 2006 撮影

写真 レストラン April 2006 撮影    写真 食事の様子 April 2006 撮影   
写真 レストラン April 2006 撮影

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