「マーケット回り」
今日からいよいよ大きなマーケットを回ることになっています。朝早めに起きて、準備をしてレストランへ降りていきますと、中華バイキングだったのですが、
お粥、飲茶、サラダ、果物等々とても種類の豊富なバイキング料理でした。昨日の夕食もそうでしたが、味付けもあっさりとしておりとても食べやすいものばかりでした。
海外へ出ますと、途中で必ず和食がほしくなるのですが、中国はそういう心配はないようです。
朝食が終わると、一旦部屋に戻り、待ち合わせの時間までメールをチェックしたりしました。夜は混むのか、ネットの接続がうまくいかなかったりしましたが、朝は調子がよいようです。
ただ、普通のE-メールとフリーメールなど全部が使えることはないようで、どちらかが調子がよいとどちらかが使えないといったことが旅行の最後まで続きました。
待ち合わせの9時前にロビーへ下りていきますと、ちょうど王さんも来合わせたので一緒に両替を頼んでもらいましたが、やはり日本円は¥20,000しか駄目だということでした。
仕方がないので、とにかく両替を済ませて、福田市場へと出発しました。
ホテルから車で5分ほどの距離ですが、建物は3階建てとはいえ、横に並ぶ建物の数の多さにびっくりしました。そのうえ、道路を隔ててまだまだ建物はこれからも建てられるということです。
規模は広大ですが、商品によってブースが決まっているので、探しやすいということでした。
が、何を探すのかもくてきを決めてから回らないと、とりとめもなく歩き回ってもきりがないということですので、希望のデザインのアクセサリーをまず探すことにしました。
最初に入った建物の1階はおもちゃだとか、キャラクター商品のお店が並んでいる様子で、2階がアクセサリーなどが集まっているということでしたので、2階へと急ぎました。
階段を上ると確かにどのお店にもアクセサリーが並んでいました。アクセサリーといっても色々なタイプのものがありますので、とりあえず端から順番に見ていくことにしました。
探し回るうち、何軒目かで探しているデザインのアクセサリーを見つけましたので、中へ入ってみることにしました。オーナーらしい男性がいましたので値段を聞いてみますと、まずまずでしたので在庫を今帰るかどうかたずねてみますと、
在庫は持っておらずすべてオーダーになるということでした。オーダーの数を聞いてみますと1デザインで同じ色使いで、1200個ということでしたので驚きました。
中国のメーカーと取引をすると、注文ロットがものすごい数を提示されるのですが、このマーケットでは小ロットでも注文できるというのが売りだと聞いていましたので、
ロットを少なくしてもらえないか、王さんにも口ぞえをしてもらい交渉してみました。
最初は、絶対にそのロットでなくては駄目だということでしたので、あきらめようかとも思ったのですが、他にもよさそうなデザインが数種類見つかったので、種類を増やすということで何とかロットを減らしてもらえるように粘ってみました。
なかなかオーナーからはよい返事がもらえなかったのですが、しばらく粘って何とかロットを600個にしてもらえることになりました。
納期は1ヶ月位ということでしたので、内金を少しだけ入れてオーダーをしました。
さらに進んでいきますと、ちょうどアクセサリーなどを飾るのにぴったりのケースを見つけました。店のスタッフに値段を聞いてみますと、かなり安い値段です。
在庫を持っているかどうかたずねますと、希望数は1時間後にはそろうということですので、支払いを済ませてあとで取りに来ることにしました。
この市場では在庫を持っている店では、その場で少量でも買い求めることができるようですが、在庫を持っている店自体の数が少ないようにも思いました。
左写真 福田市場 April 2006 撮影
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