「義烏(イーウー)へ」
久しぶりの中国の旅ですが、今回は午前中の出発となりました。GWの少し前ですが、早めに海外に出発する人も多いようですので、空港は混雑してるだろうかと思いながら、こちらも早めに出発しました。
道路は途中少し渋滞したものの、予定通りに関空に到着しました。予想通り、中はいつもとは違い人でごった返したいる様子です。
今日はANAですので、案内板等見ずにカウンターへ向かいますと、すごい行列です。ここで、空港スタッフにチケットを見せますと、同じANAでも反対側のカウンターだということですので、
改めて案内板を見に行きました。飛行機を確かめてみますと、やはり先ほどとは反対側のカウンターですが、ここでは先ほどほどは行列も出来ていないようで、それほど待たずにチェックインを済ませることが出来ました。
手荷物検査所に目をやりますと、かなり混んでいるようでしたが、少し両替をしておこうと銀行の方へと向かいました。が、時間が9:00前のせいかいつもの銀行はまだ閉まっています。向かい側の銀行は開いていましたが、長い行列が出来ていましたので、
両替はあきらめて、NTTのカウンターで、中国での携帯のつながり具合などを確かめておくことにしました。カウンターでたずねてみますと、義烏の様子の様子はよくわからず、上海は携帯はつながりにくい上、@モードもとてもつながりにくいということでした。
どうやら、実際に行ってみないことにはよくわからないような雰囲気でした。とにかく、どこも混んでいる様子なのですぐに手荷物検査所へ向かい、出国手続きも引き続き済ませることにしました。
搭乗までまだ時間はありますので、いつものようにラウンジで待つことにしました。ラウンジの中はそう混んでおらず、ゆっくりと過ごし、予定通りに搭乗も始まりましたので飛行機に乗りました。飛行機はいつもより小型で、
座席は少し後ろの方でしたが、それほど混んでもいないようでした。離陸までは予定通り・・のはずだったのですが、前の飛行機が遅れたらしく滑走路手前で30分くらい待たされて離陸しました。そのまま到着も30分遅れとなったわけです。
今日は2時間半くらいの短い飛行時間です。水平飛行に入るや、すぐに朝食が始まり、ビデオもニュースだけという少し寂しいプログラムであっという間に、杭州蕭山国際空港に到着しました。
飛行機が小型だったせいか、ほかの飛行機と重ならなかったのか、入国手続きもスムーズに終わり、手荷物受取所に行くとターンテーブルの上をスーツケースが乗っているのが見えましたので、あわてて取りにいきました。
そのまま出口へ進むと、前で今回のガイドをしてくださる予定の男性が名前を書いたカードを持って待っていてくれました。挨拶だけ交わし、すぐにその丁さんという男性の車まで案内されて乗り込みました。
携帯の調子も気になったので、電源を入れてみましたが大丈夫でした。
空港を出てからすぐに高速道路に乗り、それから一路「義烏(イーウー)」へ向かいます。高速道路は片側3車線の上、一つの車線の幅もゆったりしています。それほど混んでいませんので、ものすごいスピードで進んでいきます。
何だか少し、タイの高速道路にも似ているように思いました。
回りの風景を見てみますと、面白い屋根をした家並みが続きます。尖がった屋根の上にアンテナが立っていたり、またどの家も敷地面積はそれほど広くありませんが、どの家も3階建、4階建てで、さらにその上に見晴台のように一部屋だけ建てていたりしていました。
家並みが途切れると、山並みが続きます。興味深いことにどの山にもお墓が建てられていて、それも門構えも立派なお墓だったりしています。自分の家のすぐそばにお墓を立てるような習慣でもあるのでしょうか。
2時間くらい走ったでしょうか、そうこうしているうちに、「義烏」という標識が大きく現れて、高速道路の出口へと進み始めました。そのあたりは回りには何もないように見えましたが、高速道路を降りて少し走っていくと突然街並みが広がってきました。
かなり大きな街です。たくさんの企業が集まっているように見えました。ホテルもたくさんあるようです。そのまままっすぐ宿泊先のホテルまで案内してくれました。
左写真 高速道路からの風景 April 2006 撮影
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