旅行記 ニューヨーク編 その1

 6年ぶりに、色々な新しい流れを見るためにニューヨークのギフトショーを訪れることにしました。
ホテル August 2005 撮影

「お盆の中の旅だち」

 いつもは飛行機の込む時期をはずして出発するのですが、ニューヨークのギフトショーはお盆の真っ最中に開催されていますので、今回は お盆の中の旅立ちとなりました。 空港までのバスも、高速道路が混むといけないと思い随分早い便を予約したのですが、実際にはバスもがらがら状態で道路もほとんど混んでおらず、いつもと同じような時間で空港に着きました。

 ニュースでは今日が出発する人が一番多いと聞いていましたので、空港もすごく混んでいるだろうと思っていたのですが、それほどではありませんでした。 いつものユナイテッドのカウンターへ行ってみますと、かなり早かったのですがチェックインも始まっており、搭乗予定の便のチェックインもできるかたずねてみますと、大丈夫だということなので 先に済ませました。
 チェックインもスムーズに終わり、あたりを見回してみましたがいつもと同じくらいの混み方のように思われました。次に両替のため銀行へ行ってみましたが、ニューヨークで両替した場合とのレートの差がそれほど大きいとは思わなかったので、 このときにもっとたくさん替えておけばよかったと、後でとても後悔しました。 両替も終えて、満足に用意できなかった知り合いへのお土産を探しに行きました。見るだけでも楽しめるような日本的なお菓子が好評のようです。

 買い物もすべて済ませましたが、まだ出発までかなり時間がありましたので、ラウンジでゆっくりすることにし、まず手荷物検査所へと向かいました。 ここでも今日はどんな混み方だろうと覚悟していたのですが、いつもと変わりませんでした。並んで待っていますと、一人の男性が空港スタッフに連れられて大急ぎでスタッフ専用入り口から入っていきました。どうやら出発間際で遅れている様子でした。 出国手続き所もがらがらで、あっという間に手続きが終わりました。何だか、拍子抜けという感じでした。あとはラウンジでゆっくりしていたのですが、その間外はにわかに真っ暗になって、すごい雷雨となっていましたので、出発がおくれるのでは・・・と心配しましたが、 飛行機は予定通り出発しました。

 さすがに飛行機は満席でした。水平飛行に入り食事が始まりましたが、夕食ということもあっていつもよりずっと時間をかけていたように思いました。終わってみると出発から3時間経過していました。それでもまだ9時間の飛行です。 いつもですと、ビデオでかなり楽しめるのですが、今回はあまり見たいと思うプログラムもなく少し疲れていたこともあっていつも間にか寝ていました。気がついた頃は到着の2時間くらい前で長いと思われた飛行もあっという間でした。
 いつもはサンフランシスコ経由ですが、今回初めてシカゴ経由を試してみました。シカゴの空港はサンフランシスコと比べてこじんまりした感じがしました。 入国審査はいつもと同じように少し時間はかかりましたが無事に終わり、手荷物を受け取った後、ニューヨーク行きのゲートを探したのですが、国際線ターミナルのフライトボーでは見つけることができずうろうろしたあげく、空港スタッフにたずねまわり、UA専用ターミナルからの出発だとわかりました。 とにかく空港シャトルに乗ってUA専用ターミナルまで行きましたが、あと数分で搭乗手続きが始まるというぎりぎりでした。 シカゴからニューヨークまで2〜3時間くらいのフライトでしたが、やはり満席のようでした。

 ニューヨークへも予定通り到着し、手荷物受取所へと急ぎましたが、今日はなかなか自分の荷物が出てこずやきもきしましたが、最後の方でやっとすべて出てきました。 ホテルまではタクシーを使いましたが、マンハッタンから一番遠い空港だったようで、長い「リンカーントンネル」をくぐり50分くらいかかって到着しました。 ホテルはエンパイアステートビルまで数ブロックの便利な立地でしたが、かなり古い建物で、何度も増築した感じでドアを何度も抜けながら部屋に着きました。 荷物を整理してほっとした後、長いフライトの疲れを感じました。


 左写真 ホテル August 2005 撮影

写真 空港り August 2005 撮影    写真 街中 August 2005 撮影   

ギフトショー会場 August 2005 撮影 「市場の中で」

 今日は日曜日です。宿泊しているホテルは朝食つきではないため、朝食を取る店を探しがてら付近を散策してみることにしました。 朝早かったのですが、ホテルのすぐ近くのKAFEが開いていましたのでそこへ入ってみることにしました。 店内には、「一人5$以上食べてください・・・」と壁に貼ってありました。セットメニューをよく考えずに頼んだところ、そのボリュームに少し後悔しました。 薄めの味付けでく食べやすかったのですが、結局一人前は食べきれませんでした。
 食べ終わった後、付近を歩いてみますと、アクセサリーのお店がありなかなか面白そうでしたので中へ入ってみますと、どうやら問屋さんでした。 スタッフに取引条件などを確認してみますと、取引しやすい条件だったので、後日時間を見つけてゆっくり来ることにしました。

 一旦ホテルへ戻り準備をして、いよいよギフトショーへ出発です。ホテルのフロントで一番近いギフトショーのシャトルバスの停留所を確かめますと、エンパイヤステートビルのすぐ前ということでしたので行ってみることにしました。
 ホテルから3ブロックほどのところにエンパイアステートビルがありましたが、さすがにニューヨーク有数の観光スポットのせいかたくさんの人がビルの中へ次々と吸い込まれていくようでした。 ツアーバスも次々と止まっていきます。ギフトショーへのバスの停留所はどこかと確かめてみたのですが、たいていはスタッフの人が案内をしてくれるはずなのですが、それらしい人は見られません。とにかくバスを待ってみましたが、 他のルートらしいギフトショー行きのバスは数台通り過ぎていきましたが、待っているルートのバスは来る気配もありません。待ちくたびれて、タクシーで行くことに決めてタクシーをを止めてみようとしたのですが、 タクシー自体はひっきりなしに通り過ぎていきますが、空車のタクシーなど全然見当たりません。路線バスの方が早いかもしれないと思い、その停留所へ向かおうとした時、幸運にも目の前でタクシーが止まりお客さんを降ろしてくれたのでした。 とにかくそのタクシーに入れ替わりにさっと乗り込んで、ギフトショー会場の「Jacob K. Javits Convention Center」を告げますとすぐに走り出してくれたのでほっとしました。

 受付はすでに日本からインターネットで済ませており、入場に必要なカードも受け取っていたので、カードホルダーを受け取りにいきました。このときカードだけではなく身分証明書の提示も求められましたが、 旅行中はいつもパスポートのコピーを持ち歩いていますので、こういうときにも役に立ってくれるのです。
 他のギフトショーと同様、この会場もとても広いですが、とりあえず地下の方の会場はハンディクラフトとでていたので、そこから見て回ることにしました。 この地下の会場は比較的小さ目のブースが並んでいるのですが、さすがニューヨークというか、どのブースもディスプレーがとてもおしゃれな感じで、見ているだけでも楽しい雰囲気でした。 アジア、アフリカなど世界中の国の商品が並んでいましたが、やはりというか「MADE IN USA」にこだわってみるとほとんど見つけることはできませんでした。たまに見つかっても驚くほど値段が高く、諦めるしかありません。 そして、ここでも、際立っているのが「MADE IN CHINA」です。といっても、デザインはニューヨーク発信ですので、作られているのが中国ということなのですが・・・。 その上、厳しくコントロールされている商品らしく、そのクオリティーの高さに感心させられます。
 回りながら、サンプルを手に入れられないかと聞いて回ったのですが、受注生産のメーカーが多くほとんど難しい状態でしたが、中には最終日なら売っても良いというメーカーがありましたので、最終日には必ず戻ってくることを約束しました。 ただ、あとで気がついたのですが、同じ会場でも、最終日が異なっているブースがあり、2日前とか1日前には閉めてしまうブースもあったのでした。
写真 ギフトショー会場 Augustt 2005 撮影    写真 ギフトショー会場 August 2005 撮影    写真 ギフトショー会場 August 2005 撮影

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