旅行記 インドネシア編 その7

 まだ4月ですが、商品の方は秋物の新商品を探すため、タイからインドネシアへ入りました。
街中 April 2005 撮影

「インドネシアへ」

 今日は、日本から持ってきた生地をもって、以前にもオーダーした木彫品のメーカーへ向かう予定です。 朝は早起きして、7:00くらいには朝食を取りにレストランへ行きましたが、すでに日本人の若い男性5人くらいが朝食を食べていました。どうやら朝早くからサーフィンに出かける様子で、まもなく迎えの車がきていました。 タイとは違い、簡単な朝食を済ませ、一旦部屋に戻り準備を済ませてロビーへ行きますと、約束より早めの時間でしたが迎えの男性が来てくれていました。

 すぐに車に乗り込み出発しましたが、まずは両替のため銀行へよりました。8:30にもなっていませんでしたのでさすがにまだ業務は始まっていませんでしたので、待つことにしました。 しばらくすると、欧米人らしき男性2人が入ってきましたが、業務が始まっていないのを見ると、なぜかカウンター横のドアに入っていきました。どうみても銀行関係の人には見えなかったのですが、しばらくすると同じドアから現れてそのまま外へ出て行きました。 どうやら、両替をしてもらった様子です。こういうこところがおおらかというか、土地柄なのだろうかと思いました。 しばらくすると業務も始まりましたので、両替をしてもらいました。レートは昨日より少しだけ下がっていました。

 両替も済ませたので出発です。まずは、日本からカウンターサンプルを上げてもらうよう連絡をしておいたメーカーへ向かいました。 幹線道路を走りつづけましたが、道路はそれほど混んでおらずわりあい早くメーカーに到着しました。いつもはオーナーが出迎えてくれますが、今日は留守のようでスタッフの女性が迎えてくれました。
 事務所のほうに案内されて、早速カウンターサンプルを見せていただきましたが、オーダーしたものより高さが10cm近く高く全体のバランスが悪く納得のいく出来ではありませんでした。 前回もオーダーしたのと同じメーカーでしたので、二度目はサンプルを持参しなくても大丈夫かと思っていたのですが、案の定といった感じでした。 こんなこともあろうかとこちらの希望する商品の写真を2枚用意してきましたので一枚をスタッフに渡し、カウンターサンプルと比べてみてバランスの悪さを説明し、くれぐれも高さを10cmほど低くして仕上げてもらえるようにお願いしました。 オーダー数を確認し、でき上がるまでの予定日数を出してもらい、デポジットを払ってそのメーカーを後にしました。


 左写真 街中の風景 April 2005 撮影

写真 ランプ作り April 2005 撮影    写真 ランプ作り April 2005 撮影   

ロータス・レーン April 2005 撮影 「市場の中で」

 今日は何箇所ものメーカーを回らなければいけないため先を急ぎました。次は楽器のメーカーです。が、お昼近くになってきたため先に食事を済ませることにして、美味しいと評判の「ロータス・レーン」へ行くことにしました。 「ロータス・レーン」はその名の通り、蓮がテーマのお店で、どのお店でも蓮の花を眺めながら食事のできるお店です。
 最初地図だけではなかなか見つからず、途中何度も道行く人にたずねました。近くで何かのセレモニーも開かれているらしく、通行止めになっている道路もありかなり迂回したりしましたが、ようやく到着しました。以前別のチェーン店のほうで食事したこともありますが、全く同じ料理が出てくるかどうか確かめようと、同じ「ナシゴレン」を注文してみました。 写真の通り、以前はパイナップルの中にご飯が入っていたのですが、今日は片しだけととのえられてそのままお皿に盛られていました。添えられている料理も少しづつ違っているようでした。味の方もどちらも食べやすく美味しいですが、微妙に違うようでした。 欧米からの観光客も多いお店らしく、味の方も洗練されているように思いました。回りを見回してみますと、この時間に食事をしているのは私たちだけのようで、他の方たちは飲み物だけでゆっくり楽しんでいるようでした。食事の間だけは時間が止まっているように感じられ、ほっとできる瞬間です。

 おなかも一息つきましたので、また出発です。車をかなり走らせて、いつもの楽器のメーカーに着きました。中へ入ると見慣れた女性スタッフがいて、覚えていてくれたようで笑顔で迎えてくれました。 中を見て回り、欲しかったジャンベを探したのですが、どんどん値上がりしているようで値段との折り合いがなかなかつかず、予定数よりかなり少ない数のオーダーとなりました。 丁度一角に大型のガムランも置いたあり、ためしに鳴らしてみますととても気持ちの良い響きだったので、よほど買ってしまおうかとも思ったりしましたが、結局は断念しました。 オーダーを終え、デポジットを払ってその楽器のメーカーを後にしました。

 次は、やはり木彫品ですが、午前中とは別のメーカーです。またかなり道路を走りました。のどかな田園風景が続いた後に、目的のメーカーが見えてきました。 ショールームとお宅が一緒になっているのですが、ショールームの方には誰もおらず、お宅の方へ呼びに行きますと、いつもの女性が出てきてくれました。 今日は日本からお土産を持ってきたのですが、手渡しますととても喜んでくれました。男性に渡すより女性の方が喜んでくれるように思われるのはどこの国も同じでしょうか。
 ショールームの方に戻りますと、前回とは違ったタイプのデザインがあったので、それを基本に日本からもってきた生地を一部使って仕上げてもらうようにオーダーしました。 また、別のタイプのオーダーで、前回仕上がってきた際、注文と一部違っていた部分があったためそのことを聞いてみますと、彼女は反対にとても驚いていました。 彼女はきちんと職人の方に伝えたということでしたが、どこかで変わってしまったようでした。今度はそうはならないように、希望のデザインに加工した写真を持参し、必ずそのように仕上げてくれるようにお願いしました。 オーダーも固め、デポジットを払い次の目的地に向かいました。
写真 ナシゴレン April 2005 撮影    写真 ナシゴレン April 2005 撮影    写真 ナシゴレン April 2005 撮影

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