旅行記 インドネシア編 その6

 まだ4月ですが、商品の方は秋物の新商品を探すため、タイからインドネシアへ入りました。
カフェロータス April 2005 撮影

「インドネシアへ」

 タイでも買い付けもだいたい予定通り終わり、次はいよいよインドネシアです。バンコクのホテルをチェックアウトしたのが早かったため、朝食も取れなかったので急いで空港へ向かいました。 以前乗ったタクシーでは値段でもめて少し嫌な思いをしたこともあったので、今回はどうかなと少し心配しましたが、運転手さんがとても親切な方で、気持ちよく空港まで送ってくれました。
 朝もまだ早いというのに、空港はたくさんの人であふれていました。チェックインも出国手続きもスムーズに終わり、ラウンジで食事をしたりして出発まで時間を潰しました。 出発時刻も近づいてきたので、ゲートへ向かいましたがたくさんの人が待っていました。予定時間を少し過ぎて登場手続きも始まり、機内へ乗り込みました。前のほうの席は満席でしたが、後ろの方はそれほどではないようでした。
 飛行機も予定通り離陸し、水平飛行に入りますと今日はすぐに朝食が配られてきました。座席が後ろの方だったせいか、回ってくる頃には海老とチキンの2種類のメイン料理が海老1種類になっていました。 どうやらチキンの方が圧倒的に人気のようでした。食事後はお決まりのビデオが始まりましたが、「エレクトラ」で、日本より一足先に見ることができました。

 飛行は順調で、予定時間にインドネシアに到着しました。飛行機を降りて入国審査所へ向かいましたが、途中いつも混んでいる入国税支払い所もすいていて、すべてスムーズに終わりました。 手荷物受取所でもスーツケースをすぐに受け取れて出口へ向かいました。が、いつもなら何もいわれない関税の係員に引き止められました。 そして、スーツケースを開けるように指示されました。言われるままに中を開けたのですが、中には個人的な持ち物と一緒にタイから買い付けたアクセサリーが入っていました。 係員にそれはインドネシアで商売をするために持ち込んだのではないということを説明したのですが、持ち込むためには税金を払わなければならないということでした。 金額を訪ねると、ちょっと考えられないような高い金額を提示されましたので、少し押し問答した後に、出国時まで税関で預かってもらうことになりました。

 税関のやり取りで時間がかかったため、ホテルからの迎えの方とうまく会えるだろうかと少し心配しながら出口へ向かい、迎えの方を探しました。 いつもはこちらの名前を書いた紙を掲げて迎えの方が待ってくださっているのですが、今回はいくら探しても見つかりませんでした。 そういえば、日本から予約した後、いつもなら迎えの方から確認のメールが入るはずなのですがきちんとチェックせず、予約後に送られてくる自動メールのプリントを持ってきているだけなので、 念のため予約をした観光会社に電話で確かめることにしました。
 出口のすぐ前に、ホテルの予約などを受け付けているインフォメーションセンターがありましたので、そこのスタッフにお願いして観光会社に電話をかけてもらいました。 電話はすぐにつながり、予約のことを聞いてみますと、予約のメールが先方に届いていないということでした。自動メールはこちらへ送られて来ましたが、 かんじんの観光会社は全然知らないということです。今更予約もできませんので、そこでのホテルの予約は諦めました。 そして、インフォメーションセンターのスタッフに予約しようと思っていたホテルが空いているかどうか確かめてもらいました。 幸いゴールデンウィーク前だったこともあってか、ホテルは空き部屋がありましたのですぐに予約を入れてもらいました。 ホテルのレートも希望どおりの額でOKがでましたので、そこで支払いも済ませました。
 トラブル続きで、時間が大幅に遅れてしまいくたびれてしまいましたが、タクシーでホテルへ向かいました。 いつものホテルへ到着すると、見慣れた顔のスタッフが笑顔で迎えてくれました。部屋まで荷物を運んでもらい、やっと一息つくことができました。
 左写真 カフェロータス April 2005 撮影

写真 運びやさん April 2005 撮影    写真 郊外の村 April 2005 撮影   

街中 April 2005 撮影 「市場の中で」

 今日はまず市場を見て回る予定です。昨日の夜、案内を引き受けてくれるシッパーの男性と夜遅くやっと連絡が取れ、迎えに来てくれることになっていました。 ホテルのレストランで朝食を取りましたが、まだ朝も早いというのに、サーフィンに向かうグループが車に乗り込んでいました。ゴールデンウィークも近いせいか、 日本人の方も多い様子です。

 待ち合わせの時間にシッパーの男性が車で迎えにきてくれたので、すぐに出発しました。ここでは車がなければ仕事にはなりません。 9時にはなっていなかったのですが、まずは両替のために銀行へ行きますと業務は始まっていました。少し遅い時間になると両替の旅行客であふれているのですが、 さすがに朝早いせいか誰も待っていませんでした。昨日の空港より今日の方がレートも良いようです。 ここのところ、円は強いらしいですが、ドルは少し弱くなっているということでした。

 両替もすませ、市場を目指して出発です。道路は少し渋滞していましたが、それほどの時間もかからず9:30過ぎには到着しました。 大きな市場ですが、まだ早かったのかそろそろ開きはじめたお店が多いようでした。中はさながら迷路のようで狭い路地にたくさんのお店がひしめき合っているといった雰囲気です。 お目当ての店へ回ってみましたがやはり開きはじめたところでしたので、もう少ししてからにしようと思ったのですが、お店の方がいいから商品を見ていくようにと言って中へ案内してくれました。
 以前にもこの店でオーダーしたハンガーを尋ねてみますと、色々な長さを持ってきてくれました。その中から希望の長さのものを3種類選び、値段を確かめてみました。 が、前回の倍以上の値段を提示されましたので前回の値段を見せて交渉しました。オーダー数を増やすことで何とか前回と同じ値段におさまりました。 内金を払い受け取りを書いてもらい、次の店へ回ろうとしますと、たくさんの商品を持った店のスタッフが現れて、新しい商品だから是非見ていくようにと奨められました。 時間が限られていましたが、せっかくなので一つづつ見ていきましたが、それほど目新しいものではなかったので丁重にお断りをしました。そうしますと、また別のスタッフが別の商品を持って現れましたので、 とにかく他のお店も一通り見てから、後でもう一度来るからとお断りをして次へ急ぎました。

 次のお店も前回オーダーした所でしたが、まだ開店していなかったので回りのお店を見て回ることにしました。ちょうど同じ通路の先の方で、さっきオーダーしたハンガーと同じ物を売っているお店がありましたので、 値段を確かめようと尋ねてみますと、そこのスタッフは片言の日本語もつ買いながら、とても高い値段を提示してきました。さっきのお店がやっぱり安かったのだと納得して次を急ごうとしますと、 オーダー数はいくつくらいかと尋ねられましたので、さっきのオーダーと同じ数を出してみました。スタッフは少し考えていましたが、今度はさっきの値段の3分の1の値段を提示してくれました。それはさっきオーダーしたお店より安い値段になっていました。 値段がどうしてこんなに変動するのかこちらもかなり悩みましたが、結局ここの店でもためしにオーダーしてみることにし、あとは出来上がってくる両方のクオリティを確かめることにしました。どちらも見せてもらったサンプルと同じ物が出来上がってくるかどうか楽しみです。
写真 郊外の様子 April 2005 撮影    写真 街中 April 2005 撮影    写真 街中の様子 April 2005 撮影

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