旅行記 インドネシア編 その5

 まだ11月なのですが、来年の春・夏商品を求めてタイ・インドネシアへの旅に出ました。
モニュメント Nobember 2004 撮影

「タイからインドネシアへ」

 今回は、インドネシアでの滞在期間を長めに取ったため、タイではいつも以上にあわただしい旅となりました。それでも、何とか予定をこなし、今日はインドネシアへ向かいます。 朝早くから起きてチェックアウトを済ませ、レストランで軽い朝食をとり、タクシーで空港へ向かうのですが、幸い良い感じの運転手さんにあたり、値段も妥当な線で一安心でした。 道路もすいていたのでスムーズに空港へ到着しましたが、タイ航空のカウンターと告げていたのですが、あまりに調子よく運転していたため通り越してしまい苦笑いをしていました。
 チェックインもスムーズに終わり、いつものようにラウンジで時間待ちをし、定刻どおりに飛行機は離陸しました。 飛行機は満席で、韓国からのツアー客らしいたくさんのカップルが乗っていました。食事を済ませるととても眠くなってきて、起きた時にはグラライ空港が目の前に見えてきました。
 入国審査上へ向かう途中の入国税を払う所で、係りのスタッフがレート計算に手間取っているようでなかなか前へ進めず、入国審査場でもかなり時間がかかりましたが、 やっと手荷物受取所へついてみると、スーツケースなどすべて降ろされてまとめられていました。
 前回はホテルの名前を間違えて予約したのに懲りて、今回は間違いなく「ADHI DHARMA COTTAGE」へ予約を入れたのですが、旅行会社を通したので、ホテルと空港までの送り迎えも してもらえる手はずになっていました。出口へ着いて探してみますと、名前を書いたプラカードを持っている人を見つけましたので確認しますと、流暢な日本語が返ってきました、 ガイドの方は日本へも勉強に来ていた経験もあり、ガイドの経験も豊富で色々な観光地への案内もお願いできるのですが、スケジュール的にとても無理なので残念でした。 道路は渋滞もなくスムーズにホテルへ到着し、チェックインの手配もすべてガイドの方がすませてくれました。
 お部屋に案内されましたが、どうやら改装したようで、サニタリーがひろびろと明るくなっていました。そのせいか、寝室部分が狭く感じられ、 商品がたまってくると大丈夫かと少し心配になりましたが、とにかくその部屋で様子を見ることにしました。
 荷物を片付けて一休みをした後、まだ夕方の早めの時間だったので、回りの店を見て回ることにことにし、出発しました。 ホテルは街中にあるので、回りには色々なお店が並んでいます。そして、来るたびコンビニが増えていることにも驚かされます。 ちょうどのどが渇いたので、一軒のコンビニに入って飲み物を見ましたが、驚いたことにタイで見つけたグリーンティが仲間入りをしているのです。 前回は見つけられませんでしたので、最近ではないかと思いますが、飲んでみるとほどよい甘さで渇いたのどに気持ちよく流れ込みました。 いつもは飲み物といえば、本当にお水くらいしかないのですが、これで飲み物にも困らなくてすみそうだと思いました。
 飲み物も手に入ったので、さらに先へと進みますと、前回は気がつかなかったようですが、道路の向こう側に何かのモニュメントのような建物が目に入りました。 何人かの観光客の方も、熱心に見ているようでした。車に気をつけて道路をわたり、そのモニュメントをよく見てみますと、テロで犠牲になった方々の慰霊碑でした。 犠牲になった方々の名前がすべて刻み込まれており、中には日本人の方の名前もありました。
 左写真 モニュメント Nobember 2004 撮影

写真 モニュメント Nobember 2004 撮影    写真 モニュメント Nobember 2004 撮影    写真 モニュメント Nobember 2004 撮影

ビッグベイビー Nobember 2004 撮影 「バッグのオーダー」

 翌日からはメーカーを回ることになっていましたので、いつものシッパーの方と連絡をとって、車でホテルまで迎えにきてもらいました。 とにかく道路の渋滞が激しいので、できるだけ朝早くからの出発ですので、この日も7:30の待ち合わせになっていました。 7:00くらいにレストランで朝食を取っていますと、さっそく車で迎えにきてくれました。とても仕事熱心で毎朝早めに迎えにきてくれるのでした。 急いで食事を済ませ、サンプルなどをもって車に乗り込み出発しました。
 さすがに朝早いせいか、道路はすいており、その上猛烈なスピードで飛ばしていくので少し心配でしたが、本人は慣れた様子でした。 ここでは、交差点や信号待ちの場所に色々なモニュメントが作られています。神話などから取られた神様であったり、英雄であったりすることが多いのですが、 中に大きなお地蔵様のようなモニュメントがありました。強烈な印象だったので、何の意味があるのかたずねてみますと、「ビッグベビー」と呼ばれている、日本で言うところの 「子授け地蔵」のようなものであるということでした。子宝に恵まれない夫婦がこの「ビッグベビー」にお願いするのだそうです。

 窓から見える風景に気をとられているうちに、気が付くと目的地についていました。朝早くできてきた甲斐があって予定よりずいぶん早く着いたようです。 さっそく以前オーダーをしたことのあるバッグのお店に行ってみました。中に入って商品を見て回りましたが、新しい形や色のものが増えていました。 その場にいたスタッフに色々たずねてみましたが、どうも歯切れが悪くオーダーしようとしたのですが、価格もわからないようでしたので、 ひょっとしたらオーナーが変わってしまったのではないかと心配になり、もう一度確認してみますと、オーナーはまだ来ていないということでした。 すぐにオーナーと連絡をとってもらいますと、1時間後に来てくれるということでした。
 ここでのオーダーはだいたいかたまりましたので、オーナーたちが到着するまで周りにも同じようなバッグのお店が並んでいますので、それらを見て回ることにしました。 見た目は同じように見えても、デザイン、色合い、細工など細かいところで微妙に違っています。それぞれを見比べながら、クオリティのよいものだけを選んでみて 値段交渉をしていくのですが、どこともに以前よりは少しづつ値上がりしているように思いました。
 そうこうしている間に1時間たってしまいましたので、あわてて前のお店に戻ることにしました。着いてみると見慣れた顔のオーナー夫妻が迎えてくれて、 前にオーダーしたことも覚えてくれていました。さっき選んでおいたサンプルを示しながらオーダーしていきました。が、値段を聞いてみると、 やはり、少し値上がりしているようでした。何とか値上がり幅が低くなるように交渉して、お互いの希望価格の真中くらいで落ち着きました。 その後、用意してきたサンプルのバッグを取り出して、同じデザインで同じ柄行で作ってもらえるかどうか尋ねてみましたが、 柄のペイント方法が難しいらしく、色々説明してくれた上でここでは作るのは無理だと言われました。残念でしたが、できないものを無理に作ってあとでトラブルよりはずっと良心的だと思いました。
右写真  ビッグベイビー Nobember 2004 撮影
写真 馬車 Nobember 2004 撮影    写真 セレモニーの準備 Nobember 2004 撮影    写真 風景 Nobember 2004 撮影

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