旅行記 タイ編 その9

 今回は、鳥インフルエンザで揺れる中のタイへ、春・夏の雑貨を求めてやってきました。
道路の様子 Junuary 2004 撮影

「チェンマイへ」

 アジアへの旅は、今日も深夜から始まります。去年の12月に来た時には、関空もクリスマスモードで、きれいに飾りつけもされたりしていましたが、 今は普段の風景です。
 目下、アジアは各地で鳥インフルエンザで大揺れに揺れていますが、旅行客はどうなのだろうと思いながらあたりを見回しますが、 いつもと同じような様子です。
 日付が変わって離陸しましたが、今回は少し後ろの方の席のせいか回りはすいているようです。タイへ到着と同時に買い付けに走り回らなければならないので、 とにかくしっかり睡眠をとることに専心します。そして、いつもと同じように予定時間にバンコクに到着です。 今回は、まずチェンマイへ入ることになっているので、飛行機を乗り換え約1時間で到着です。バンコクへ着く前にも軽い食事が出て、乗り換えまでの間にも、 お茶を飲んだりしたあと、チェンマイまでの飛行機でも軽い食事がでます。気のせいか、鶏肉を使った料理がなかったように思いました。
 チェンマイで入国審査を済ませ、荷物を受け取り、ホテルからの迎えのバスに乗り込みました。チェンマイの滞在は2日だけですので、めいっぱい動くつもりですが、 交通機関が充実していないため、シッパーの方に案内をあらかじめお願いしておきました。ホテルでチェックインを済ませ、部屋に荷物を置くとすぐに連絡をとり、 ホテルまで迎えに来てもらい、すぐに出発です。 メーカーを何箇所か回るのですが、どこもそれぞれ散らばっているので、なるべく効率の良い回り方を考えます。まず、お客さまからも頼まれているバッグを探しにいくことにしました。 中心部から少し離れたところになりますので、幹線沿いの道路を走っていきますが、途中、前方を一匹の犬が道路を横断しているのが見えます。 道路はたくさんの車が走っているのですが、その犬は急ぐ様子でもなく悠々と渡っていきますので、すんでのところでこちらも交通事故を免れましたが、一瞬ひやっとしました。
 バッグのメーカーはショールームを持っているので、訪ねてみました。間口はそれほど大きくはありませんが、3階までありどこもきれいにディスプレーされています。 商品はどれもクオリティーが高く、とてもしっかりしたつくりでした。オーナーの女性がいましたので、早速値段交渉をしてみましたが、 日本の大手のメーカーとも取引があるらしく、とても強気でなかなか思うような値段が出ません。 とりあえず、気に入ったものを何点か選び出して、少しでもこちらの値段に近づけるように再度交渉を続けました。
 左写真 道路の様子 Junuary 2004 撮影


木彫品 December 2003 撮影 「木彫品の修理」

 次は、日本からオーダーを出しておいた木彫品のメーカーです。さっきのバッグのショールームとはかなりの距離にありますので、またひたすら道路を走りつづけます。 前回買い付けたメーカーですが、その場所は木彫品のメーカーがたくさん集まっている場所にあります。
 車を止めて中に入りますと、そこは大きなショールームになっていて、たくさんの木彫品が所狭しと無造作に並べられています。 他にも欧米人らしき女性2人が商品を選んでいました。スタッフの男性になるべく新商品になるものを確かめながら、これといった商品をどんどん選んでいきました。 木彫品ですので、よく見ないとひびが入っていたり、傷になっているものもあります。数が足らない場合、スタッフに頼むと、在庫のあるものは倉庫から運んできてくれるので、 その中からもよさそうなものだけを選んでいきます。
 とにかく広いショールームですが、これ!と思ったものはすでに他のお客さまにキープされているもの多く、それでもシッピングまでに製作が間に合えば、 オーダーするのですが、シッピングまで1週間ほどと短いため、オーダーも不可能なので、とにかく在庫の中からしか選べません。 中でも、木彫の動物などは、その顔つきで売れるか売れないかほぼ決まってしまうため、念入りに見ていきますが、気に入った顔つきのものに限って、 ひびが入っていたりするのです。
 代わりのあるものはいいのですが、どうしてもその顔がほしいものもあるので、スタッフにどうかならないかと尋ねてみると、 天然の木が素材のものは乾燥などで、必ずといって良いほどひび割れはくると言うことで、修理すれば良いとの返事が返ってきました。 そういえば、前回の商品でも、店頭にディスプレーしているうちに乾燥からか、ひび割れしているものも残っているのを思い出し、修理の方法を実際に見せてもらうことにしました。

 商品を選び終え、支払いを済ませますと、スタッフがさらに奥へと案内してくれました。 先ほど選んだ商品の中で、少しひびが入っていたものを別の若いスタッフが運んできます。同時に、おがくずのようなものを粘土状にしたものと、ラッカー、それに水の入ったバケツを運んできました。 粘土状のおがくずのようなものは、中に接着剤も含まれているということです。それを指先に少しとって、ひび割れの部分にすり込んでいきます。 上から水でのばしながら丁寧にすり込んでいくのです。その部分はどうしても色が他の部分と違いますので、最後の仕上げはラッカーで上から塗っていきます。 さすがになれた手つきで作業を進めていきますが、仕上がりはきれいになっています。 タイは、雨季と乾季がありますが、雨季に製作した商品をすぐに日本へ入れてしまうと、気候の違いからどうしてもひび割れが入ってしまうのだそうです。 それなら乾季に製作した商品を入荷すればよいのですが、どうしてもこの季節に間に合わせたいというこちらの希望もありますので、なかなかタイミングが合わないのが現状です。 それでも、修理の仕方を教えてもらい、日本へ帰ったらさっそく試してみようと思いました。
右写真  木彫品 December 2003 撮影
写真 水車 December 2003 撮影    写真 お店の様子 December 2003 撮影    写真 木彫品のお店にて December 2003 撮影

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