旅行記 タイ編 その8

 タイのバンコクで、ウィークエンドマーケットに匹敵するナイトバザールが出現しました。どんなものか興味津々で行ってみることにしました。
AMERICANS MART July 2003 撮影

「バンコクのナイトバザール」

 バンコクのウィークエンドマーケットはとても有名ですが、最近、それに匹敵するような大規模なマーケットをバンコク市内に建設したということを聞きました。 国を挙げての大規模プロジェクトだということですので、たくさんのメーカーもきっと集まっているだろうと、尋ねてみることにしました。 地図から見てますと、スカイトレインの一番近い「Sala Daeng」の駅からでもかなりあるようです。見た限りでは、交通の便がいいとはいえないようです。
 ナイトバザールとはいえ、結構早くからでも開いているお店があるとガイドにも載っていたので、午後3時過ぎくらいにとにかく「Sala Daeng」まで行ってみることにしました。 この駅もショッピングセンターと連絡していて、民芸品のイベントなどもあるようですが、一旦外へ出て歩いていけるかどうか確かめましたが、どうも簡単に歩けそうな距離でもありません。 駅前には、タクシーやトュクトュクがたくさん止まっていますので、何台かと値段交渉をして、トュクトュクに乗り込みました。 ラマ4世通りをまっすぐ走ること15分ほどで、「Suan-Lum Night Bazaar」の入り口に到着です。

 さすがに敷地も広大で、最近出来たというだけあって、建物や施設がとてもきれいで、整然と並んでいる感じがします。どことなく、ウィークエンドマーケットとも似ているように思います。 どんなお店が出ているのか、興味深々でマーケットの中を回ってみることにしましたが、外側の通りに面しているところは開店しているお店も多いですが、一歩中へ入ってみると、 驚いたことにほとんどお店が閉まっています。というより、まだ出店していない空きの店舗がかなりあるようです。開いているお店の方の数を数えた方が早いかも知れません。 国としても力を入れているようで、鳴り物入りのマーケットという感じだったのですが、まだまだ、これからのマーケットという感じでした。 買い物に集まっているお客さまの数もまばらでまだまだ寂しいマーケットの感です。これでは仕事にもなりそうにないので、次回、どのようになっているかを楽しみにすることにして、 早々に引き上げることにしました。  左写真 Suan-Lum Night Bazaar August 2003 撮影

写真 Suan-Lum Night Bazaar August 2003 撮影    写真 Suan-Lum Night Bazaar August 2003 撮影   
写真 Suan-Lum Night Bazaar August 2003 撮影

木彫品店 August 2003 撮影 「チェンマイの工房めぐり」

 今回のチェンマイの旅では、地元の商品に詳しい方をお願いして少し遠くの工房まで案内していただきました。 チェンマイの中心部ではナイトバザールがもっとも有名ですが、それぞれのお店の工房は郊外の奥地にあるところが多いです。 バンコクなどと違って、交通の便も良くありませんから、こちらではもっぱら車での移動となります。
 以前から、日本の和紙に似た「サーペーパー」という紙に興味があり、できれば工房も訪ねてみたいと思っていましたので、 案内の方にその旨を話しますと、よく知っているからということでさっそく連れて行ってくれることになりました。
 チェンマイの中心部を出て、大きな通りの道路をはてしなく走っていきます。回りに見えるのはのどかな田園風景です。 しばしのドライブを楽しんだ後、道路を曲がると、そこにはサーペーパーの工房が集まっている一帯です。いったいいくつのお店があるのだろうかと、車の中からきょろきょろしていたのですが、 その中で、ずっと取引をしているという1つの工房へ案内してくれました。
 できれば、紙漉きの様子も見せていただきたかったのですが、そこまではちょっと無理のようでした。それでも、お店の奥まで進んでいきますと、 出来上がったサーペーパーを色々と加工している様子が目に入ってきました。袋だとか、ノートだとか、写真立てだとか、さまざまな種類の商品を、 ほぼ、女性たちが一生懸命作業しています。見ているだけでも楽しいので、ずっと眺めていたかったのですが、まだ他にもまわるところもあり、時間も限られているのでそうもいきません。 その工房のオーナーらしき女性と取引条件を交渉して、一番奥の倉庫になっている所へ入れてもらいました。そこには、うず高く無造作に膨大なサーペーパーが積まれていたのですが、 その中から、気に入った柄を何種類かどんどん選んでいきました。そして、それをサンプルにオーダーし、支払いを済ませました。すべて出来上がるまでには1ヶ月くらいかかるということでした。

 次に回る所は、木彫品の工房です。こちらはまた、このサーペーパーの工房とは、正反対の方向にあるということで、またしばしのドライブとなりました。 チェンマイも郊外は本当に広く、車がなければとても仕事にならないことを痛感させられます。今回、案内の方がいるということは本当にありがたいことです。 車を走らせること、30分くらいでしょうか、大きなマーケットに到着したようです。
 このマーケットは、観光ルートにもなっているようですが、木彫品を中心に扱っているお店が集まっているマーケットのようです。敷地の広さも半端ではないようで、 集まっているお店の数もかなりになるようです。 感心ばかりもしていられないので、順番にお店を見ていくことにします。が、それにしても、マーケットの中はがらんとした感じで、お客さまの姿もほとんど見かけません。
 木製品のほかに、ランプがあったり、籠があったり、かなり色々な種類の商品が揃っているようです。中には、木彫りの実演をしているお店もあります。 見ているだけでも楽しく、時間のたつのもあっという間のようですが仕事が先です。興味のある商品を見つけたら、そのお店で取引条件を聞いていきます。 お店によって、同じように見える商品でも素材や細工の仕様によって価格もかなり違っていたりするので、どのランクの商品に絞るかでも頭を悩ませるところです。  右写真  木彫品店 August 2003 撮影
写真 サーペーパー August 2003 撮影    写真 木彫品 August 2003 撮影   
写真 木彫品店 August 2003 撮影

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