「AMERICANS MART」
今日は、いよいよ今回の旅行のメインの目的、アメリカンズマートへ出発です。
昨日の、コングレスセンターの方のギフトショーが、ちょっと期待を裏切れた感じだったので、その分期待に胸を膨らませてしまいます。
泊まっているホテルが、アメリカンズマートのオフィシャルホテルのせいもありますが、
会場までは歩いても5〜6分という近い距離にもかかわらず、シャトルバスも出ています。
ホテルのロビーには、シャトルバスの運行予定の看板も出ており、泊まっている人々もほとんどが見本市の関係者ということもあり、
ホテル自体が見本市一色といった感じです。
バスの中には、ミネラルウォーターも常時置かれており、自由に取っていっていいようになっています。
ヨーロッパなどの見本市と比べて、アメリカの見本市は、お客様への気配りが何倍も行き届いているように思います。
この他にも、会場のいくつかでコーヒーや紅茶などの飲み物の無料サービスをはじめ朝食まで用意されています。
警備もかなり厳重で、スタッフもとても気さくで親切で、初めてでも安心して会場を回れるように配慮されています。
ホテルの入り口まで行くと、ちょうどシャトルバスが止まっていましたので、そのまま乗って会場まで行くことにしました。
会場に到着すると、もうすでにたくさんの人たちがビルの中へ吸い込まれていきます。すごい熱気が外へも伝わってくるようです。
アメリカンズマートは、3棟のビルディングからなっていますが、色々な階で3棟がつながっています。
それぞれが20階〜15階建ての上に、そのそれぞれのフロアーがとても広く、たくさんのショールームがあります。
常設のショールームと臨時のショールームがあり、また常設といっても、常に開いている所と閉まっていることの多い所とありますが、
今の時期は、すべてのショールームが開いているのです。そのスケールは半端ではありません。
臨時のショールームは3棟にかたまっているのですが、常設のショールームがどんな雰囲気なのか見てみたかったので、
1棟の最高階から順番に回っていくことにしました。
たくさんの人が回っているはずなのですが、広大な広さゆえか混雑もなくスムーズに見て回れます。常設のショールームは内装も凝っており、
高級感が漂う雰囲気です。あちらこちらで、パーティを開いていたり、音楽を演奏していたりしています。飲み物や食べ物まで、お客様にふるまってくれます。
また、そのショールームに所属するデザイナーがサイン会を開いているところもあり、興味半分に列に並んで順番を待ちますと、バッジホルダーを見ながら、
デザインしたバッグなどに、私たちの名前まで入れてサインしてくれました。
お客様に対するサービス精神と共に、自らも楽しもうという姿勢を感じます。お店にとっても一大イベントなのでしょう。サンプルも多くのショールームで配られています。
どのショールームもとてもおしゃれで、商品のデザイン性もクォリティもとても高いように思います。
ちょうど、エスカレータを起点にフロアーをぐるぐる回っていくのですが、各階がアイテムごとにきちんと区分けされているため、とても見やすくなっています。
この階は家具のフロアー、この階はフレグランスのフロアーといった具合です。 おかげで、あまり関係のないフロアーは大急ぎで周り、興味のあるフロアーはゆっくりと、
効率よく回ることが出来ます。デザインセンスもさすがで、興味を引く商品がたくさんありますが、ヨーロッパの時と同じように、
プロデュースはアメリカでも、多くの商品は中国で生産されていました。ここでも、やはり、中国の力を見せつけられた思いです。
クォリティーの高さは、さすがにアメリカのコントロールが行き届いています。が、その分、価格にもしっかり反映されているように思います。
興味のあるブースで、担当の方に商品についての説明だとか、取引の条件だとかの説明を受けますが、どこもとても丁寧に説明してくれます。
ただ、商品サンプルを手に入れたいのですが、オーダーにつながらなければ難しいので、滞在中何度もそのブースへ伺い、何とかサンプルを分けてもらえるようお願いしました。
それにしても、AMERICANS MARTのために4日ほど考えていたのですが、それですべて回れるだろうかと少し不安になりました。
左写真 AMERICANS MART July 2003 撮影
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