「コリマの地震」
大阪を15:45に発ち、サンフランシスコを経由してメキシコシティへ着くのが同じ日の17:34。
いつものこととはいえ、何だか不思議な感覚です。
いつも通り、UAでの飛行ですが、去年からのごたごたからか、機体が小さくなっていました。当然のことですが座席数もぐっと少なくなっていましたので、
アメリカ方面への旅行客の数も少なくなっているということでしょうか。去年まで乗換えの時間が短くあわただしかったのですが、それもゆとりのある乗り換え時間に変わっていました。
メキシコシティまで何事もなく無事に着き、そのままホテルまでタクシーで直行しました。
ホテルは最近の常宿になっている「ホテル セゴビア」です。ソナ・ロッサと目と鼻の先の地下鉄の駅にも近いとても便利な場所にあります。
ホテルの部屋で荷物を広げながらくつろいでいますと、なんとなく足元がふらふらしてきました。
長旅の疲れが出たのかと思い、あたりを見まわしますと、なんと部屋が揺れているのです。地震です。そう思った瞬間電気も消えてしまいました。
そういえば、以前このメキシコシティでも、かなり大きな地震があり、被害も大きかったのを思い出し、少しひやっとしました。が、電気はすぐにつきました。
このままじっとしていた方がいいのか、外へ出た方がいいのか、荷物は何を持とうかなどと考えながら、ドアの方へ行き、外の様子をうかがっていますと
他のお客さまがざわざわと、階段を使って外へ行っているようです。
やっぱり、外へ出ようと荷物をとりに行きましたが、そうこうしているうちに揺れは止まったようでした。
メキシコシティでもこれだけ揺れたということは、どこか他の土地が震源地で大きな地震があったのでは・・・と思いテレビをつけました。
が、ニュースを流している番組は少なく、ニュース番組もメキシコシティなどの地震の様子がでているだけで、地震そのものの詳しい情報はわかりません。
疲れていることもあって、その日はそのまま休みましたが、少し不安でした。
翌日になって、「コリマ」というところでかなり大きな地震があり、被害も大きかった事がわかりました。
自分たちが無事だったのは良かったのですが、コリマで被害に遭われた方々のことも気になりました。
左写真 世界貿易センター Junuary 2003 撮影
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