「ミュージックボールのお手入れ」

 いつ聞いても、心地よい響きを奏でてくれるミュージックボールですが、そのお手入れ方法をご紹介します。
お手入れ 「素材の種類」
 ミュージックボールに使われている素材は、アルパカ(銅、亜鉛、ニッケルの合金)とシルバー925です。
ミュージックボールは2重構造になっており、中はすべてアルパカ素材の切れ目が入った球体と、アルパカのかけらが入っています。 この部分は溶接されて密閉されているので、時間がたっても変化することはほとんどないようです。
外側の部分ですが、アルパカのものとシルバーのものがあります。お手入れは主にこの外側の部分です。

 アルパカ素材の場合ですが、シルバーと性質はとてもよく似ていますが、シルバーに比べて空気に触れることによる黒ずみもほとんどなく、 錆びにくい、扱いやすい金属です。 その分お手入れも楽で、柔らかい布でかるく磨くだけで充分です。

 外側がシルバーの場合は、空気に触れることにより、黒ずんだり錆びたりします。普段は柔らかい布で磨いてやりますが、 汚れがひどくなった場合は、当店でも取り扱っております、シルバー磨きの専用のクロス(布)を使って丁寧に磨くのが一番いいと思います。 ただし、外側がシルバーでも、表面に金メッキした模様が取り付けられている場合は、その金メッキの部分は シルバー磨きの専用のクロス(布)では磨かないでください。メッキがはがれることがあります。
 また、ケルト模様のタイプは、最初から表面が燻したような感じで加工されていますので、黒ずみ等の心配はありません。 柔らかい布で、軽く磨くくらいで充分だと思います。


「取り扱いの際の注意」
 ミュージックボールはペンダントトップになっているタイプとボールのタイプのものがあります。 ペンダントトップタイプのものも、実際にペンダントとしてお使いになった場合でも、 身に付けて少々動き回ったくらいでは音は鳴りません。 音色を楽しまれたい場合は、ボールタイプのものも同様ですが、手で振って音を出してください。

 ミュージックボールには色々な形と大きさものがありますが、一番小さい(直径1.6cm)タイプのものなど、 小さいお子様が間違って口になさらないように気をつけてください。 アルパカ素材は、扱いが楽な金属のため、フォークやナイフなど食器にも使われていますし、赤ちゃんのおしゃぶりタイプになっているミュージックボールもありますので、 なめたくらいでは害になることはありませんが、充分お気を付けください。

 また、ミュージックボールを誤って落としてしまった場合、まれに、中の接合が外れてしまい、音色が変わってしまうこともあります。 この場合は音色は元には戻りません。 デリケートなものですので、大切にお取り扱いください。 ミュージックボールを使われない場合は、付属のポーチに入れてしまっておかれることをお奨めします。
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