「グアダルーペの聖母(マリア)4」
June 2006
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カトリック3大奇跡の1つ「グアダルーペの聖母(マリア)」はメキシコの守護者としても厚い信仰を受けていますが、 このティルマに描かれた 奇跡のマリア像には、まだまださらに色々な深い意味合いがこめられているといわれています。
「マリアが語るもの」
このティルマに描かれたマリアは、身長がおよそ143cmくらいだとされています。年齢的には、18〜20歳くらいで、妊娠している様子がうかがえます。
マリアの顔は褐色で、楕円形をしており、深い祈りをささげているように描かれています。その顔つきは、優しく、さわやかで、慈愛に満ちており、しかも力強さをも併せ持っているように見えます。
マリアの髪の毛は、解かれて自然になっていますが、これは男の子を妊娠することを祝福するというアステカの伝統的なスタイルなのだそうです。
また、マリアの手は深い祈りをこめられて、両手が合わされています。その右手は白くほっそりとした感じで、そして左手は褐色でふっくらした感じになっており、 その両手を合わせるということは、2つの異なった民族の融合(それはまた、2つの異なった宗教の融合をも意味するでしょう。)を象徴しているのです。
「マリアのベルト」
マリアが締めているベルトはマリアの妊娠をあらわしています。ベルトはお腹の上の方で締められています。
垂れ下がっているベルトの二つの端は、ナワトル世界での一つの時代の周期の終わりと新しい時代の始まりを表します。 そして、それはイエス・キリストとともに始まる新しい時代だということを象徴しているのです。
「月の意味」
マリアは月の中央に立っています。月の中央というのは大切な意味が含まれているのです。「Mexico」という語源は、ナワトル語の「Metz-xic-co」からきているといわれていますが、 これは、月の中央ということを意味しています。月はまた、多産、誕生、人生の象徴になっています。そして、それはまた女性や宇宙の豊かなサイクルをも示しているのです。
「天使の意味」
マリアの足元では、いまにもこちらへと飛び立とうとしているような天使が見られます。その天使の翼はイーグル(鷲)の翼のようで、左右対称でもなくとてもカラフルです。 その音色は、マリアがファン・ディエゴのまえに現れる前触れに鳴いていた鳥の鳴き声を想像させてくれます。天使は左手でマリアのローブの端を、そして右手でマントの端をもって支えているのです。
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