「インドネシアのランプ」 February 2004


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ランプ

 ここ何年か、ブームになっているアジアンランプ。その中でも種類が豊富なのがインドネシア産ではないでしょうか。天然素材をふんだんに使っていることから、 視覚的にも優しい癒しのアイテムになっていると評判ですが、そのランプのご紹介です。
ランプ 「豊富な素材」
 インドネシアは1万7500以上の島々から構成されています。それぞれの島で、宗教、風習、芸能なども独自の個性を持っています。
 また、風土や自然環境も各地の地域性が強く感じられます。たとえば、バリ島とロンボク島の間には深い海峡が走り、 そこで動植物の生態系がアジア区とオーストラリア区に分かれています。飛行機で30分移動しただけで、自然や 風景ががらりと変わってしまうわけです。それは、まさにこの国の多様さを象徴しているといえます。
 そういった、多様な自然に恵まれていることにより、ランプの素材も多種多様にわたっているといえます。 竹、ココナツラタン、バナナ、コットン等など数え上げるときりがありません。

 バリ島を巡っていると、いたるところで色々なランプが売られているのを目にします。 すべて手づくりで、素材感を大切にして見た目も素朴で優しい雰囲気の物が多いです。
 そうはいっても、それぞれのお店によって個性がありますので、デザインが似ているようでも作りや素材など微妙に違っています。 お店はたくさんありますが、なかなか気に入った雰囲気のランプが見つからず、随分探し回りましたが、 気に入ったタイプのランプがたくさん並べられているお店をやっと見つけることができました。
 フロアー型の大きなランプから、手元を照らすような可愛いランプまで、大きさといいデザインといい、本当にたくさん並んでいます。 その中から、できるだけ素朴で暖かな雰囲気のするランプを選びました。
 素材は、ココナツ、竹(バンブー)、バナナ、ラタンなどが主ですが、ココナツといっても、その実の皮の部分を乾燥させて取り出された繊維を使ったもの、 ココナツの枝を使ったもの、あるいはココナツの葉脈(葉の中心を走る一番太い部分)を使ったもの、バナナの場合も、バナナの葉を使ったもの、 バナナファイバー(バナナの樹皮の繊維)を使ったものなど、一つの植物のあらゆる部位を使い、うまく組み合わせて作られています。
 出来上がったランプからは、素材の植物がなかなか想像できませんでしたが、説明をうかがい改めてその素材となった植物を感心しながら見てみました。

写真 ランプ房 December 2003 撮影    写真 ココナツの実と枝 December 2003 撮影   
写真 バナナの木 December 2003 撮影    写真 ココナツの木 December 2003 撮影   
写真 ランプと素材 December 2003 撮影

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