「石の魅力 オブシディアン」
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オブシディアン(黒曜石)は、日本ではそれほどポピュラーではありませんが、有史以前から、道具や武器、仮面、宝飾品などに用いられてきました。
この鉱物の破片が非常に鋭いので刀、矢尻、短剣などにも使われてきました。
メキシコが産地として有名ですが、聖なる黒曜石「チャイ・アバフ」と呼ばれ神託を与えられると信じられていました。
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「予言に使われた鏡」
予言というのは、メソアメリカの宗教生活の根幹をなす要素の一つでした。神話の中の始祖の夫婦や創造主が預言者でもあったのです。
そして、預言者は創造譚で活躍するだけの存在ではなく、実際に予言をおこなう人々がいて、
その儀礼は創造のエピソードと重ね合わせた形になっていることが多かったようです。
預言者は、創造の場に立ち会っていた神や力に訴えかけて、その力を借りようとしていたようです。
つまり、預言者は儀礼と祈りを通じて神の創造の力を呼び出して、その力が再び実体を持つように再創造する働きをしていたようです。
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予言にはさまざまな形があったようですが、その一つが鏡や水面をのぞき込む方法でした。
王に仕えるシャーマンたちは水を入れた器や鏡を通して過去と未来のあらゆる出来事を見ることが出来たといわれています。
その予言に使われた鏡は表面が黒く光るオブシディアン(黒曜石)から作られました。
最初は平らに割った面が反射面として使われていましたが、だんだんきれいに磨き上げられた黒曜石鏡も使われるようになりました。
16世紀のヨーロッパでも、専門家たちは、この珍しい石の円盤を通して天使がメッセージを送ることが出来ると、まじめに信じていたそうです。
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「黒曜石」
オブシディアンは、非晶質の火山質天然ガラスのことをいいます。
世界各地の火山地帯から、円塊状や破片状、粒状などで産出しています。色は黒色が主流です。
「ブラックベルベット」としても知られています。全体が真っ黒としてよく知られていますが、もっとも有名な種類は、
黒い表面に撒き散らされた、まるで雪のかけらのような小さな白い班のある「雪片黒曜石」です。
「純潔の石」とも言われているようですが、この種類の石は、光の当たリ方によって表情が変わり、より神秘的な雰囲気をもっています。
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「オブシディアンのもつ力」
予言に使われているオブシディアンですが、その他にも色々な力をもっているといわれています。
たとえば、感性のバランスを保ち、希望が持てると同時に積極性が発揮されるよう導く力、
持ち主を不決断や精神的な壁を破るのに力をかしてくれ、否定的なエネルギーを吸収する力、
ごく普通の人を、性格の激しい人たちによる悪口から守ってくれるという力、
この石をそばにおいて眠れば、その間に不愉快な思考パターンを取り除いてしまうという力などです。
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引用文献 「世界のお守り大全」 東洋書林
引用文献 「パワーストーン百科全書」 中央アート出版社
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