「レインスティック」


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レインスティック

 ストレスの多い毎日、「癒し」としても役目が楽器などにも求められていますが、今回は当店でも人気の楽器、レインスティックのご紹介です。
レインスティック 「由来」
 レインスティックは、スペイン語で「PALO DE LLUVIA(パロデジュビア)」といいます。 雨の音がする棒といった意味で、レインスティックそのものです。

 その昔、枯れて乾燥したサボテンを拾い上げたところ、雨音のような音が聞こえたという 偶然から生まれたという楽器です。自然の恵みから生まれたといっても良いと思います。 古代より多くの種族によって,音楽や式典などに使われている楽器なのだそうです。
 実際に、インディオの雨乞いの儀式にも使われていたそうで、名前の由来になったものと考えられます。

「構造」
 レインスティックの素材はサボテンです。 砂漠で育った太いサボテンが長い歳月を経て、外側の刺や植肉が枯れ落ちて内部の組織だけが残ります。
 右の写真のように中は空洞になっているため、その刺を、らせん状や十字に差し込んでいくのです。
 その中に2〜5mmほどの小さな小石を入れますので、 小石がトゲに引っかかりながら筒の中を落下していくことで、きれいな音が出ます。

「楽しみ方」
 自然の贈り物といった言葉がぴったりのレインスティックですが、聞いていると本当に心が落ち着くような感じがします。
レインスティックの中 中に入っている小石
 天然の素材を使っているため、同じ長さのものでも、その太さ、刺の差し込まれ方、 小石の量などそれぞれ違いますので、音もそれぞれ微妙に変わってきます。
 また、その傾け方によっても、たとえば少しだけ傾けますと、 静かなやわらかい音が流れますし、まっすぐにしますと、激しい音がします。 もちろん長さによっても、特に持続時間等が異なりますし、 短いものでしたらシェーカーのような使い方もできます。

 世界中のあちらこちらに、おなじような楽器がありますが、 サボテンだけでなく竹や木などその素材も地域によってさまざまです。 中に入っているものも小石ではなく木の実などさまざまです。 構造は同じでも、素材によって音はまったく違ってきますので、それらを聞き比べてみるのも楽しいと思います。

「お手入れ」
 レインスティックは材料に乾燥したサボテンを使用しておりますので、 湿度や気温の変化により繊維が収縮を繰り返して、穴があいたりする場合があります。
 そのまま使用されますと中の小石が出てきてしまいますので、 穴に木工用ボンド等を充填した後、よく乾燥させてからご使用下さいましたら大丈夫です。 

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